市場で使われる言葉や市況を表す用語を、50音順に紹介するシリーズの最終回(【た行】~【や行】)です。
た行
高値疲れ[たかねづかれ]
市況用語。相当の期間高値が続いて、上がりそうで上がらない状態。または反落が予想される状態。
強い[つよい]
市況用語。現実に価格が上がりそうな状態、または将来高くなりそうな状態。(⇔弱い)
強気配[つよけはい]
市況用語。価格が上昇傾向にある状態。
強含み[つよふくみ]
市況用語。価格が高くなろうとしている状態。
強保合い[つよもちあい]
市況用語。価格が上昇したまま保っている状態。
低迷[ていめい]
価格が下落したが、相場をもとに戻す材料をつかめず、下落したままの状態が続いていることをいう。
手やり[てやり]
価格を指で示すサイン。せりの時に大声を出すのはせり人だけで、買い手は黙って手やりで値段を示す。せり人は大勢の人の手やりを見定め、一番高い値段の手やりの人を指名してせり落とす。
等級[とうきゅう]
形・色・味など品質を格付けしたもの。品目、産地により名称が異なるが、特、秀、優、良、上、中、並等に区分して表示されている。(関連:階級)
な行
軟調[なんちょう]
市況用語。価格が上がらずむしろ下げ気味の状態。(⇔堅調)
なやみ
引き合いが弱く過剰感がある状態。
荷受会社[にうけがいしゃ]
卸売業者のこと。
入札[にゅうさつ]
買い手が用紙に単価など必要事項を記入して売り手に渡し、一番高い値段を付けた人が買う事が出来る取引の方法。
は行
端境期[はざかいき]
収穫期と収穫期の境目の時期。
走り[はしり]
青果物などの生産・出荷の最初の時期。ちなみに最盛期のことを「旬」という。
反発[はんぱつ]
市況用語。下がっていた相場が、はね返すように上がること。
ま行
区々[まちまち]
市況用語。産地・品種により、価格の上げ下げが異なること。
もがき
需要に対して出荷量が少なく、品薄状態にあること。
保合い[もちあい]
市況用語。相場が動かず、一定の水準を保っている状態。
や行
横ばい[よこばい]
市況用語。相場が上がりも下がりもしないこと。
弱い[よわい]
市況用語。現実に価格が下がりそうな状態、または将来安くなりそうな状態。(⇔強い)
弱気配[よわけはい]
市況用語。価格が下落傾向にある状態。
弱含み[よわふくみ]
市況用語。価格が安くなろうとしている状態。
弱保合い[よわもちあい]
市況用語。価格が下がったまま、上昇しないで保っている状態をいう。