今さら聞けない？市場・市況用語集【さ行】

　市場で使われる言葉や市況を表す用語を、50音順に紹介していきます。今回は【さ行】です。
※「せり取引」については、関連用語（固定せり、移動せり、機械せり）をまとめるため、50音順に関係なく掲載しています。

さ行

市況用語。価格が安値に下がること。

市況用語。相場がやや高くなって、上げ気味の状態。

品薄のため価格が上昇すること。

卸売市場の周辺地域で生産、出荷される野菜、果実のこと。近郷野菜、近郷果実ともいう。

生産者から農産物販売の委託を受けて、農産物を出荷する農協などの団体のこと。

市況用語。相場が上がること。

市況用語。価格がじりじりと高くなること。

市況用語。価格がじりじりと、すこしずつ安くなること。

多くの買い受け希望者に競争で値を付けさせ、最高値を付けた人に売る取引方法。（関連：相対取引）

商品すべてではなく、見本を見せながら行うせり。競り人は一段高い台に乗り、品物の品質や大きさ別に順番に売っていく。買い手はヒナ段に乗り、手やり（価格を指で示すサイン）で欲しい価格を提示する。

商品すべてを見せながら行うせり。現物を見せるので現物せりともいう。競り人は小さな踏み台をもって、次々と移動して競りを行うのでこの名前が付いた。

手やりを使わずに機械を使って行うせり。花き市場などで使用されており、買い手は手元のボタンを押すことで値段を決めていく。このシステムは、取引時間の短縮や正確な値決めなどのメリットがある。

卸売市場においてせり売りや入札を主宰し、その進行や価格の決定を行なう、卸売業者の役職員のこと。

野菜や果実などの出荷を早めにすること。天候などの影響で予想より早く生育した場合のほか、他の産地より早く出荷することによってより高値で販売することを狙って行なわれる場合も。

青果物などを出荷するに先立ち、一定の規格、等級の基準に基づき、選別、選果、検査、格付けを行なうことの総称。

市況用語。上がった価格が引続き上昇すること。

市況用語。安値に下がった価格が引き続き下落すること。

市況用語。相場が下落して、これ以下に下落できない点に達した状態をさす。